●ソマリア沿岸地域における津波被災者へのHACPADの救済計画について(2005年1月)


 津波災害のニュースがオフィスに届いた後、HACPADは被災者の救援の援助に対して迅速な対応をした。優先的な救援事項としてHACPADが緊急支援が必要だと判断した三つの隔絶された村に対して、飲料水をみつけ生存者に食料を提供することが挙げられる。食料支給の活動を通じて、津波被害を受けた場所から離れたところに避難所を建設することは極めて難しい課題であると認識された。しかしながら現地のパートナーの協力を得て、彼らのコミュニティに関するユニークな知識と危機的状況でいかような援助が求められているかについてのアドバイスにより、最初の支援としてKerin村(人口3000人)とGaraad村(人口6000人)に効率よく援助することができた。この援助は災害の起こった次の日のうちに20,000ドルもの資金が得られたことによって可能になった。
 行った援助の内容としては、水のタンクを借りて100キロ先から水を運んできたり、トラックを借りて米俵や食料油や調理器具を輸送することである。HACPADはまた、水のタンクの他に、数機の発電機、初期段階で使用される非所器具の道具箱などを提供しただけでなくさらに臨時の公衆トイレの建設にも関わった。さらに、老人、子どもなど社会的弱者のための一時的避難所も建設した。HACPADはジブチに配置されたドイツとアメリカ軍が支援物資を空中投下するまでの唯一の援助団体だった。我々はさらなる援助金がオフィスに届いたら、より隔絶され、アクセス不能な地域への緊急援助を拡大していくだろう。HACPADのこれらの地域やHurdiyeへの緊急支援は8週間続くだろう。そして長期での再建を考えたリハビリの援助に向けての計画が既に発案されている。

 HACPADの緊急援助
 1.迅速な緊急支援物資の提供:避難所および、35,000ドルの予算でできるだけ沢山の水と食料支援。
 2.感染症防止のためも公衆衛生の確保:三つの村のキャンプでのトイレ、水のタンク、入浴場所の設置。
 3.「安全な水」の確保」:予算3000ドをル以内で、可動性のポンプを購入し、新鮮な水を井戸に入れる。このためには、津波で塩水に汚染されて直径が大きく広がった井戸を一端からの状態にしなければならない。その後に、きれいな水を入れなおすのである。
 4.最低限の薬品の提供:45,000ドルの予算以内で国の医療品供給システムを通してキャンプで使用される。
 5.5台の発電機の提供:25,000ドルの予算内で、電力の無い地域での一時的な手段として。
 6.子どもの教育の展望を立てる:学校で必要なものを購入し分配する。まず、教科書とペンなどのセットを5000.これらは学校が再開して時に津波で学用品を失った生徒達が勉学を再開できるようにするためである。教育は目に見えない形での損失物といえよう。教育面での援助額はおよそ10,000ドルで、三つの村と他の地域にも援助品は分配される。
 7.精神的に傷つきトラウマを負った子ども達のサポート:トラウマを背負ったお子ども達のために劇をしたりして、心を癒す。

 長期の再建にむけて
 物質的なもの、経済的なもの両方の側面からこれら三つの地域の再建計画をたてた。
 1.小規模漁民の漁船や道具を与え、生活再建を行う
 2.家屋の再建
 3.キャンプが継続されたり学校や家屋が再建された際、環境を考慮した公衆衛生
 我々は更に損害の調査を続けており、さらなるデータの詳細が必要である。あなた達の協力や資金援助、物質的な協力がとても必要である。
 (訳:安田聖子)

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