スーダン・ダルフール紛争

 ARCは、「スーダン緊急支援募金」を、チャドで活動をしているNGO「緑のサヘル」がチャド側の難民キャンプで行っている活動への支援にあてています。
 以下では、その支援状況を報告いたします。(2004年12月6日現在)

紛争の背景へ



支援体制:
 現在「緑のサヘル」は、地域のベースとなるアベシェに拠点開設し、アベシェ事務所には日本人2名が常駐、2名の現地アドミニストレーター、運転手などを雇用している。またアドレ、イリバに各2名とゲレダに1名の普及員を派遣している。

支援内容:
 現在は家畜死骸処理と、粘土製改良カマドの普及を行っている。また、来年に向けて育苗所設置の可能性を検討し始めており、生産した苗を用いて植栽や防風林の設置などを行なう予定。また、植生保護区の設置も推進していく。その他、来年は野菜栽培支援なども視野に入れている。

支援対象:
 総人数192,000人

年齢 男性 女性
0- 4 9 10 19
5-17 19 18 37
18-59 13 26 39
60以上 2 3 5
43 57 100

現地の様子(写真提供:緑のサヘル)

キャンプの周囲では、ダルフールからの長旅と疲労、水不足などにより死んだ家畜の死骸が放置されている。

環境汚染や病害の原因となるため、焼却するなど処置をすることが望ましいが、写真は中途半端に処理された例。 緑のサヘルは家畜の死骸を焼却処分するチームを派遣して対応している。



キャンプのテント内では、石を3つ並べただけのカマドで調理している。裸火の使用によりテントに引火する危険がある。

粘土製改良カマドを作るには、まず石を3つ並べる。釜の大きさによってカマドの大きさを調整し、こねた粘土で周囲を固める。
最後に薪をくべる窓を作って作業は終了。後、これを乾燥させて完成となる。 改良かまどの作成講習会風景。
ファルシャナキャンプの風景。キャンプは岩で囲まれている。
ファルシャナのレセプションセンターで食料配給を待つ難民。
クヌンゴキャンプにて。老婆はテントの周囲に粘土の壁を作るために、枯れ枝を運んで来ている。 砂嵐に見舞われるクヌンゴキャンプ。ここには大きな木が無く、難民は暴風に晒されている。
砂嵐に見舞われるクヌンゴキャンプ。ここには大きな木が無く、難民は暴風に晒されている。 クヌンゴ同様、砂嵐に見舞われるトゥルムキャンプ。ここは、クヌンゴよりさらに北に40km程離れている。
トゥルムの風景。もともとあまり木の無い場所であった。
難民はキャンプに到着した時、風雨をしのぐための覆いを必要としたが、取り急ぎ周囲の木々を切って代用した。

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