2024年はルワンダで起きたジェノサイド(大量虐殺事件)から30年前の節目の年でした。今年ARCはジェノサイドの歴史を振り返り、紛争後のルワンダの様子を振り返るオンラインイベントを数多く企画してきました。今回はその最後のものとなります。ぜひお越しください!
●Zoomによるオンラインイベントです
●参加費-無料
12月18日(水)20時~
「ジェノサイド後の女性と子どもたち―必要とされる支援とは」
紛争地でもっとも深刻な影響を受けるのは女性と子どもたちです。ジェノサイド以前から女性や子どもたちの支援を続けていたローカルNGOも、紛争の影響を受けた人々の救済に追われていました。ARCが協力していたローカルNGOの HAGURUKA(ルワンダ語で「立ち上がれ」の意味)やBENISHYAKAとの雇用創出や住宅再建の活動を通して、ジェノサイド直後の平和再建支援についてお話いたします。
◇申し込み方法 こちらからお申し込みください。
12月23日(月)20時~
「人権団体は楽団を率いて地方巡業!?」
ルワンダではジェノサイド以前からローカルNGOの人権団体がありました。全国の人々に人権の大切さを広め、一人一人を大事にしてもらいたい… でも携帯もインターネットもない時代、どうやって人権の尊さをわかってもらうにはどうすれば… ルワンダの人権団体LIPRODHORが行った「巡回劇場」というユニークな取り組みに Back to 1990s!
◇申し込み方法 こちらからお申し込みください。
☆スピーカー☆
小峯茂嗣 ARC事務局長
1994年、ルワンダ内戦とジェノサイドの発生を契機に発足したARCに参画。1997年からARC事務局長。以来、ルワンダでのプロジェクトの企画、実施に携わる。 現在、桃山学院大学講師として紛争問題や多文化共生社会について教えつつ、大学生をルワンダに引率指導するプログラムも担当する。 90年代から現在までルワンダにかかわり、紛争後の混沌から現在の発展ぶりのプロセスを知る数少ない日本人の一人である。