ルワンダのジェノサイドでは、多くの女性たちが家族を失いました。ARCは現地NGOと協力して、2000年から2004年まで、女性たちの収入向上のために工芸品「バナナリーフカード」の製作訓練所を運営してきました。現在は修了生たちの収入向上を支援するために、ルワンダの女性たちが作った「バナナリーフカード」を日本で紹介しています。
この「バナナリーフカード」はオンラインストア「_by_banana」(バイバナナ)から購入できます。
バナナ工芸品プロジェクトに先立って、ARCはジェノサイドの影響を受けた女性たちに対する要塞技術研修を行ってきました。
1994年のジェノサイドの後、働き手として、また世帯主としての女性の収入創出は緊急課題となっています。足踏みミシンで、自宅やアトリエで行う仕立て業は、ルワンダでも一般的な仕事です。ドレスや学生服の受注による所得向上は、内戦後のルワンダの女性の自立に貢献しうるものです。ARCは2000年から現地団体「ルワンダ女性クリスチャン労働者協会(ARTCF)」との協力で、洋裁技術研修を行ってきました。
現地協力団体である、貧困層の女性を支援する現地団体「ルワンダ女性クリスチャン労働者協会(ARTCF)」のメンバー女性を中心に、6ヶ月ごとに20名に対して洋裁技術の研修を提供してきました。年間2期、合計40名の女性が訓練を受けました(2000年~2004年)。